中学
技術家庭
計測・制御
用意する物
- AkaDako「タコラッチ」
- 1個
- タブレットPCまたはPC
- 1台
- 課題解決カード
- 1セット
活動
■事前の知識について学ぶ
- 「計測・制御システム」とは何かを学ぶ(例:教科書の説明を読む)
■計測・制御システムを課題解決カードの組み合わせで考えてみる
- 身近にある電気製品で使われている計測・制御システムを課題解決カードを使って予想する。
- 例(エアコンの場合)
- エアコンでは何を計測しているのか、計測カード(オレンジ色のカード)から1枚選ぶ。
- 計測した結果を使って、何を制御しているのか、制御カード(青色のカード)から1枚選ぶ。
- 友達と、選んだカードを見せ合い、なぜそれを選んだのかを話し合う。
- 他の電気製品の場合でも、カードの組み合わせを考えてみる。
- 例(エアコンの場合)
■タコラッチの準備
- タコラッチのUSB端子を使用するタブレットやPCに接続する
- アプリを起動。
- 詳細は下図。
■タコラッチのセンサや動作等を確認する
- センサの確認
- ウィンドウ右上のセンサの値が表示されているか確認する。
- センサの値の右にある▶ボタンを押し、グラフを表示する。
- 明るさセンサに手を当てて暗くするなど、センサの値を変化させてみる。
- センサが反応しない場合は、USB端子を一度抜きもう一度差してみたり、ページをリロードしたりしてみる。
- 動作等
- ウィンドウ真ん中のエリアにあるブロックの中で、「制御」にあるブロックをクリックしてみる(例:明かりをON、明かりをOFF)
- 注意:「○○をON」をクリックすると動作が始まり、「○○をOFF」をクリックするまで動作が続きます。
■課題を解決するための計測・制御プログラムをつくってみよう
- 問題の発見、課題の設定
- (練習)課題カード(緑のカード)から、自分が解決する課題を選ぶ。
- 練習ができたら、自分が発見した問題や課題について取り組む。
- 設計・計画
- 設定した課題を解決するための計測・制御システムを、「計測カード(オレンジ色のカード)」と「制御カード(青色のカード)」の組み合わせで考える。
- 設計書(ワークシート)を作る。
- 制作
- 計測・制御カードの裏面にプログラムの仕方が書いてある。これを見てプログラムを組んでみる。
- 課題に合わせて、プログラムを修正する。
- 評価、改善・修正
- 実際にプログラムを動かし、思った通りの動作ができているか確認する。思った通りの動作ができない場合は、原因を特定し修正する。
- 技術の見方(社会からの要求、安全性、環境負荷、経済性)から、システムを見直し、改善・修正を繰り返す。
- できたものを他者に評価してもらう(説明する、実際に使ってもらうなど)
- 他者からの評価を受けて改善・修正を繰り返し、完成させる。
先生へ
■本学習の位置付け
- 本学習は、中学校学習指導要領に記載されている内容D情報の技術(3)(4)の学習を想定しています。
- D(3)のア「計測・制御システムの仕組みを理解し,安全・適切なプログラムの制作,動作の確認及びデバッグ等ができること」をAkaDakoシリーズによって指導することができます。
■指導資料
- スライド
- 授業用用スライド (ログインの必要なし)
- 編集用スライド(Canva) : Canvaにログインして「ファイル→コピーを作成」をする事で編集が可能となります。学校等での授業や研修で独自のスライドや資料を作る際には、自由にご利用ください。
- 共有用設計書(ワークシート)
- 設計書(Googleスライド)
- Googleスライドのコピーが作成されます。先生のGoogleドライブにコピーを作成した後、生徒とリンクを共有することで、生徒同士が共同編集することができます。
- 設計書(PowerPoint)
- PowerPointのファイルがダウンロードされます。ファイルをダウンロードした後、パワーポイントの共有機能を使って、生徒とリンクを共有することで、生徒同士が共同編集することができます。
- 設計書(Googleスライド)
- 指導案
■AkaDakoシリーズを使うメリット
- USBで接続するだけで、すぐにセンサ・アクチュエータ等を使ったプログラミングができる。
- 課題解決カードを使うことで、生徒が自ら学ぶことができる。
- 通信やAIを使ったプログラミングが簡単にできる。
■授業を行うに当たっての留意事項
- AkaDakoシリーズの種類によって、使える機能が異なります。
- 課題解決カードの中には、別途外部センサーや工作が必要なものがあります。
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。