用意する物
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ
- 2個
- USB延長ケーブル
- 2本
- ビニール袋
- 2つ
- 実験に適した植物(教科書参照)
- 1セット
活動
AkaDako探求ツールの湿度センサーを使って、水蒸気が増える様子をクラフで見ることができます。
■AkaDako探求ツールの準備
- AkaDako探求ツールのUSBケーブルに、USB延長ケーブルを接続する。
- AkaDako探求ツールを使用するタブレットやPCに接続する。
- グラフ アプリを起動する。
- 右上の「接続する」をクリック。
- グラフ左上のセレクターで「4.湿度[%]」を選択。
- グラフ中央上のセレクターで計測の間隔を「1秒」にする。
■実験環境準備
- 教科書の記載に従って、実験装置をつくる。
- 植物に被せた袋の中に、AkaDako探求ツールを入れ、袋の口をしっかりと閉じる。
■実験の手順
- グラフアプリ左上の「▶(スタート)」をクリック。
- しばらく放置する。
- わかりやすい結果が出たら、スクリーンキャプチャを撮る。
■実験後のデータ整理
- グラフアプリの結果画面のスクリーンキャプチャを、班のメンバーと共有する。
- 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンキャプチャを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)
先生へ
■本実験の位置付け
- この実験は、小学校学習指導要領に記載されている第6学年の内容「植物の養分と水の通り道」に関する学習を想定しています。
- この学習では、「根,茎及び葉には,水の通り道があり,根から吸い上げられた水は主に葉から蒸散により排出されること」を学習します。
- 一般的には、袋に付いた水滴の目視により、蒸散を確認しますが、それに加えて湿度の変化を見ることにより多面的に調べられます。
■AkaDako探求ツールを使うメリット
- 湿度の変化を可視化することができる。
■授業を行うに当たっての留意事項
- 植物の大きさや、植えられている場所によって、AkaDako探求ツールのUSBケーブルの長さが足りないことが想定されます。その際には、USB延長ケーブルを使用してください。
■必要なGIGA端末の技能
- 実験の結果を共有ツールを使って、班や全体で共有する。
- スクリーンキャプチャを撮る。
- スクリーンキャプチャで撮った写真を表にまとめる(例えば、GoogleドキュメントやMicrsoft Word)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
- 大日本図書6年「植物の成長と水の関わり」第1次3時の実験2の場面
- 啓林館6年「植物のつくりとはたらき」第1次第3時の実験2の場面
- 東京書籍6年「植物のからだのはたらき」第1次実験2の場面
- 教育出版6年「植物の体」第1次実験2の場面
- 学校図書6年「植物の養分と水」第2次3実験の場面
- 信州教育出版6年「生き物と自然」の実験場面
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。