用意する物
- タコラッチ・ミニ
- 1個
- Grove防水温度センサー
- 1個
- PC
- 1台
- 蒸留実験器具
- 一式
活動
タコラッチ・ミニの防水温度センサーを使うと、蒸留中の温度変化をグラフで見ることができます。
■タコラッチ・ミニの準備
- 防水温度センサーをGrove端子の「デジタルA」に差し込む。
- タコラッチ・ミニのUSBケーブルを使用するタブレットやPCに接続する
- アプリを起動。
- 右上の「接続する」をクリック。
- グラフ左上のセレクターで「14.水温(デジタルA1)」を選択。
- グラフ中央上のセレクターで計測の間隔を「1秒」にする。
■実験環境準備
- 教科書の記載に従って、実験装置をつくる。
- 棒温度計を組み込む箇所に、棒温度計の代わりに防水温度センサーを入れる。
■実験の手順
- グラフアプリの「スタート(緑の▶)」をクリック。
- ガスコンロの火をつける。
- わかりやすい結果が出たら、スクリーンキャプチャを撮る。
- その他、教科書に書かれている実験手順に従う。
■実験後のデータ整理
- グラフアプリの結果画面のスクリーンキャプチャを、班のメンバーと共有する。
- 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンキャプチャを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)
先生へ
■本実験の位置付け
- この実験は、中学校学習指導要領に記載されている1分野の内容「物質の融点と沸点」に関する学習を想定しています。
- この学習では、「物質は融点や沸点を境に状態が変化することを知るとともに,混合物を加熱する実験を行い,沸点の違いによって物質の分離ができることを 見いだして理解すること」を学習します。
- 一般的には、棒温度計の温度を目視し記録してグラフを描きますが、AkaDako探求ツールなら、温度のグラフをリアルタイムで確認することができます。
■AkaDako探求ツールを使うメリット
- 温度の変化をリアルタイムで可視化することができる。
■授業を行うに当たっての留意事項
- 防水温度センサーのケーブルが火に当たらないように設置してください。
■必要なGIGA端末の技能
- 実験の結果を共有ツールを使って、班や全体で共有する。
- スクリーンキャプチャを撮る。
- スクリーンキャプチャで撮った写真を表にまとめる(例えば、GoogleドキュメントやMicrsoft Word)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
- 東京書籍中学1年「物質の姿と状態変化」第5時実験7
- 大日本図書中学1年「物質と状態変化 4蒸留」
- 学校図書中学1年「粒子のモデルと状態変化」第5時
- 教育出版中学1年「身のまわりの物質 4章物質の状態変化」3節 混合物の分け方
- 啓林館中学1年「身のまわりの物質 4章 物質のすがたとその変化 3 混合物の分け方」 実験7
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。