
用意する物
- AkaDako探究ツール
- 1個
- AkaDako用空気センサー
- 1個
- Groveケーブル100cm
- 1本
- ビニール袋
- 1つ
活動
アプリ「TFab×Graph」を使うと、センサーで測定した値を折れ線グラフで見ることができます。AkaDako用空気センサーを接続すると、空気中の酸素と二酸化炭素の濃度を測定することができます。
■AkaDako探求ツールの準備
- 空気センサーを100cmのGroveケーブルでGrove端子のI2Cに接続する。
の中に空気センサーを入れる。
- AkaDako探求ツールを使用するタブレットやPCに接続する。
- グラフ アプリを起動する。
- 左の「デバイスを接続する」をクリック。
- 左上のセレクターで「16.酸素濃度[%]」を選択。
- 右上のセレクターで「17.二酸化炭素[%]」を選択。
■実験の手順
- 「▶」ボタンを押して計測を開始。
- ビニール袋に空気(吸う空気)を入れる。
- ビニール袋の中の空気を吸って、吸った空気をそのまま袋の中に吐く。(3〜5回繰り返す)
- ビニール袋の口をしっかり押さえる。
- グラフの値が安定したら、スクリーンキャプチャを撮る。
■実験後のデータ整理
- 実験で撮ったスクリーンキャプチャを班のメンバーと共有する。
- 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンキャプチャを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)
先生へ
■本実験の位置付け
- この実験は、小学校学習指導要領に記載されている第6学年の内容「人の体のつくりと働き」に関する学習を想定しています。
- この学習では、「人や他の動物について,体のつくりと呼吸,消化,排出及び循環の働きに着目して,生命を維持する働きを多面的に調べる活動」を行います。
- 教科書の実験で気体検知管の代わりに、AkaDako用空気センサーを使うことができます。
■AkaDako探求ツールを使うメリット
- 酸素と二酸化炭素の濃度の変化をグラフで可視化することができる。
■授業を行うに当たっての留意事項
- AkaDako用空気センサーをI2Cに接続してすぐは、測定値が安定しない場合があります。この場合は、接続後、数分待ってから測定を開始してください。
■必要なGIGA端末の技能
- 実験の結果を共有ツールを使って、班や全体で共有する。
- スクリーンキャプチャを撮る。
- スクリーンキャプチャで撮った写真を表にまとめる(例えば、GoogleドキュメントやMicrsoft Word)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
- 大日本図書6年「人やほかの動物の体のつくりとはたらき」第1次3時の実験場面
- 啓林館6年「ヒトや動物の体」第2次4,5時の実験2
- 東京書籍6年「動物のからだのはたらき」第2次実験2
- 教育出版6年「人や他の動物の体」第1次の実験1
- 学校図書6年「人や動物の体」第1次1実験
- 信州教育出版6年「人や他の動物の体」①②の実験場面
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。