小6
理科

生物と環境

A032
植物の酸素・二酸化炭素の出し入れ

用意する物

AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説)
1個
空気センサー
1個
Groveケーブル100cm
1本
ビニール袋
1袋
フードクリップもしくはビニタイ
1つ
LEDライト(もしくは太陽光)
1台
遮光性の高い蓋のある箱(お菓子の缶箱など)
1個

活動

■実験の下準備

■AkaDako探求ツールの準備

  1. AkaDako探究ツールのフタを開ける。
  2. 空気センサーにGroveケーブル(100cm)を差し込み、一方はAkaDako探求ツールのGrove端子の「I2C」に差し込む。
  3. AkaDako探求ツールとタブレットを接続する。(iPadの場合はLightning変換コネクタ必要)
  4. グラフ アプリを起動。
  5. 左の「AkaDakoに接続する」をクリック。
  6. 左上のセレクターで「16.酸素濃度[%}」を選択。
  7. 右上のセレクターで「17.二酸化炭素[%]」を選択。

■実験の手順

  1. 集めた葉を空気センサーを透明なビニール袋に入れ、出来るだけ葉にまんべんなく光が届くように平たくする。
  2. ビニール内の空気量が少なくなるようにして袋の口をフードクリップ等で閉める。(Groveのケーブルがビニールから出ている状態)
  3. 葉とセンサーが入ったビニール袋を箱に入れる。(この後は、ビニール袋を手で触れてはいけない)
  4. 箱の蓋を閉め、箱の中に光が入らないようにする。
  5. 「▶」ボタンを押して計測を開始。
  6. 15分〜20分、グラフの変化を見る。
  7. ここまでのグラフをスクリーンショットで撮る。

  1. センサーに振動を与えないようにそっと蓋を開け、葉にLEDライト(もしくは太陽光)を照射する。また、この時の時間をメモしておく。
  2. 15分〜20分、グラフの変化を見る。
  3. グラフのスクリーンショットを撮る。

■実験後のデータ整理

  1. 実験で撮ったスクリーンショットを、班のメンバーと共有する。
  2. 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンショットを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)

データ整理の例

条件 グラフ 読み取れること
光を当てないとき 二酸化炭素が増加し、酸素が減少している
光を当てたとき(グラフに、光を当て始めた時間がわかる書き込みをする) 二酸化炭素が減少し、酸素が増加している

"

先生へ

■本実験の位置付け

■AkaDako探求ツールを使うメリット

■授業を行うに当たっての留意事項

■GIGA端末の応用

■関連する学習指導要領解説の記載

■関連する各教科書での指導計画


「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。