用意する物
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説)
- 1個
活動
アプリ「振り子」を使うと、ふりこの周期を自動で記録することができます。
■AkaDako探求ツールの準備
- AkaDako探求ツールを接続する。
- アプリを起動。
- 緑の旗をクリック。
■実験環境準備
- 教科書の記載に従って、実験装置を組み立てる。
- 振り子のおもりが距離センサーの上を通るように、AkaDako探求ツールを設置する。
■実験の手順
- アプリの「スタート」をクリック。
- おもりを揺らす。(初めて距離センサーの上を通過したタイミングで計測が開始)
- 10往復したら計測終了し、1往復するのにかかった秒数(周期)が表示される。
- ノートに周期を記録する(または、スクリーンキャプチャを撮る)。
先生へ
■本実験の位置付け
- この実験は、小学校学習指導要領に記載されている第5学年の内容「振り子の運動」に関する学習を想定しています。
- この学習では、「振り子が1往復する時間に着目して,おもりの重さ,振り子の長さ,振れ幅などの条件を制御しながら,振り子が1往復する時間を変化させる条件を調べる」活動を行います。
- 振り子の周期を測定する活動の中で、これまでストップウォッチと目視で行っていた測定を、AkaDako探求ツールの距離センサーを使ったアプリで置き換えることができます。
■AkaDako探求ツールを使うメリット
- ストップウォッチと目視による計測よりも正確に周期を計測することができる。
■授業を行うに当たっての留意事項
- 振り子の長さは20cmよりも長くしてください。(周期が短すぎると、データ欠損が発生することがあります。)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
- 大日本図書5年「ふりこの動き」第2〜7時の実験場面
- 啓林館5年「ふりこのきまり」第1次2〜5時の実験場面
- 東京書籍5年「ふりこのきまり」実験1、2、3
- 教育出版5年「ふりこ」実験1ーA、B、C
- 学校図書5年「ふりこの運動」1実験、2実験
- 信州教育出版5年「ふりこの運動」の実験場面
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。