全学年
総合
技術家庭

企画開発・広報体験

B002M
未来づくりのSTEAM教育

用意する物

タコラッチ・ミニ
1個
課題解決プログラミングカード
1セット(タコラッチ・ミニ基本セットに同梱)
PC(タブレット)
1台

活動

ふだんの生活の中で、「なんか不便だな」「こうだったらいいのに」と思うことはありませんか?
この授業では、そんな身近な“困りごと”に目を向け、自分たちでアイデアを出し、AkaDakoを使って解決する方法を考えていきます。
ただ知識を学ぶだけでなく、自分の頭で考え、手を動かし、仲間と協力しながら、未来をよりよくする体験ができます。
これは「総合的な学習の時間」で大切にされている、自分で課題を見つけ、社会や将来につながる力を育てる学びでもあります。
授業では、「アカダコお助け株式会社」の社員になりきって、課題を解決する製品の企画・開発・広報を体験します。
同梱の「課題解決プログラミングカード」を使えば、Scratchが初めてでも楽しくプログラミングに取り組めます。


■ 学習環境の準備


■ 授業用スライドに沿って学習を進める

この授業スライドでは、身の回りの「困った!」や「こうだったらいいのに」と思うことに目を向け、自分たちで問題を見つけて、その解決にチャレンジします。
AkaDakoを使って、プログラミングやものづくり、広報まで体験しながら、社会をよりよくするアイデア=“イノベーション”を生み出していきます。
自分の力で課題を見つけ、解決するプロセスは、将来の仕事や社会でも役に立つ大切な力です。
スライドに沿ってイノベーション体験をし、「未来を変える一歩」を踏み出してみましょう!

スライド表紙

授業用スライド(タコラッチ・ミニ用)


■ スライドでの学習が終わったら、自由にプログラミングで問題解決!

授業用スライドで課題解決の方法を学んだら、自由に自分で発見した問題や設定した課題を解決するものを作ってみましょう!


■ 課題解決プログラミング例

先生へ

■指導資料

■本活動の位置付け

■本活動の位置付け

■教材の特長とSTEAM教育としての位置づけ

この教材は、AkaDakoを活用して、子どもたちが実社会にある「困りごと」に向き合いながら、自ら課題を見つけ、解決に挑戦する学びを体験できる構成となっています。

総合的な学習の時間やキャリア教育の文脈で活用できる内容ですが、その本質は「STEAM教育」の視点を踏まえた設計にあります。以下に、本教材の特長とSTEAM教育としての位置づけを整理しました。

STEAM教育としての主な特長

  1. 現実世界の課題解決に挑む体験 日常生活で感じる不便さや不満を起点に、自分たちで課題を設定し、製品やサービスの形で解決策を考えます。課題発見から広報までの一連のプロセスを通じて、問題解決力や創造的思考を育む構成です。

  2. 技術・表現・データ分析などの横断的な学び AkaDakoを用いたセンサー制御やScratchプログラミングにより、技術的スキルだけでなく、情報の構造化や論理的な思考も育成します。また、製品の魅力を伝えるための広報活動では、デザインや表現力(Art)の育成も重視されており、STEAMの「A」も自然に含まれています。

  3. 初心者にも配慮された設計 ICTやプログラミングの経験がなくても取り組めるよう、「課題解決プログラミングカード」によりプログラム構成を視覚的に支援。AkaDakoのシンプルな接続性とあわせ、授業者・児童生徒双方にとって扱いやすい教材となっています。

  4. 協働的・探究的な学びの促進 グループでの対話や役割分担を通じて、他者との協働の中で学びを深めていきます。最終的には発表の場で製品の特徴を自ら説明することで、自己表現力とプレゼンテーション力も育まれます。

  5. STEAM5領域を網羅した実践的な活動

    • Science:センサーを使った現象の計測・観察
    • Technology:Scratchプログラミングでの計測制御(通信・AIも含む)
    • Engineering:製品づくりの設計・試作・改良
    • Art:製品の作り込み、CMやポスターなどの表現活動
    • Mathematics:センサー値の分析や条件設定の論理

本教材は、知識の習得にとどまらず、「自分で考え、試し、伝える」ことを重視した実践的なSTEAM教材として、幅広い学年・教科でご活用いただけます。

■タコラッチ・ミニを使うメリット

■授業を行うに当たっての留意事項

■関連する学習指導要領解説の記載


「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。